相続手続をする必要のある方へ

預貯金の名義変更

相続になると

名義人が亡くなったことが伝わると、銀行口座は閉鎖されます。相続人であっても、遺産分割前は預貯金の引き出しはできなくなります。
遺産分割が終了するまで、相続財産は相続人全員の共有ですので、相続人の一人が勝手に預貯金を引き出して使い込むことを認めると、銀行の責任が問われるからです。

遺産分割の前に預貯金を払い戻すには

相続の手続は四十九日が終わってからと考える方も多いですし、相続人と財産の調査が終わらないといけませんので、遺産分割まで手続きを始めてから早くても1~2か月はかかります。また、親族が散らばっていると、すぐには集まれません。したがって、遺産分割協議が整うまでは3ヶ月以上かかるのが通常です。

しかし、葬儀代、埋葬費、その他すぐに預貯金を払い戻す必要のある場合もあります。そのような場合は、下記のような書類を金融機関に提出して、払い戻しを請求できます。
(細かい点は金融機関ごとに違う部分もありますので、ご確認ください)

  1. 各金融機関所定の払い戻し請求書
  2. 相続人全員の印鑑証明書
  3. 亡くなった方の戸籍謄本(出生から死亡までのものすべて・・原則)
  4. 各相続人の現在の戸籍謄本
  5. 被相続人の預金通帳と届出印

葬儀費用については、金融機関にきちんと説明すれば、上記の書類がすべて揃わなくても口座から引き出せる場合があるようです。 ただ、預貯金を遺産分割前に使っても、税務上は相続財産として扱われますし、親族に対してもきちんと説明できるようにしておかないと、トラブルになりますので、ご注意ください。

遺産分割後に預貯金を払い戻す時

遺産分割後に預貯金を払い戻すにも、遺産分割協議書以外は同じ書類が必要です。
(細かい点は金融機関ごとに違う部分もありますので、ご確認ください)

  1. 各金融機関所定の払い戻し請求書
  2. 相続人全員の印鑑証明書
  3. 亡くなった方の戸籍謄本(出生から死亡までのものすべて・・原則)
  4. 各相続人の現在の戸籍謄本
  5. 被相続人の預金通帳と届出印
  6. 遺産分割協議書(実印押印)

直接金融機関とやり取りするのに心配な場合は、どうぞ当相談室にご相談ください。行政書士は、権利義務に関する書類を作成することも業務範囲としていますので、預貯金の名義変更についてもサポートさせていただきます。

copyright(C) 2012 石川・金沢 相続・遺言相談室. all rights reserved.